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「なかだし 共の会」近況

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北海道新幹線でカートレイン構想

 以前、都内から札幌へと運行されたことがある「カートレイン」。
 クルマを専用貨車に積み込んで、目的地まで運ぶという列車ですが、北海道新幹線開通を機に部分的に「復活」する可能性が出てきました。

・乗ったまま発車、青函トンネルへ 北海道新幹線でカートレイン、JR北海道が導入構想(北海道新聞/6月19日)
 http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/32954.html


 今回報道されたのは、青函トンネルを渡るのにカートレインの仕組みを活用するというもの。
 しかも、従来行われてきた在来線車両ではなく、新幹線サイズの余裕がある車体を利用するというものです。


 北海道新幹線開業後は、青函トンネルは新幹線車両と在来線車両の双方が走行できるようになります(3線式)が、問題は在来線車両の貨物列車。
 新幹線は300km/h以上で走行するのに、貨物列車が110km/h程度で走行するのでは、効率的なダイヤ設定が行えませんし、あまりに速度域が異なる列車が混在することは安全面からも好ましくありません。

 そこで、JR北海道が研究を行っているのは、在来線型の貨物列車をまるごと搭載できる列車に搭載してしまおうという「トレイン・オン・トレイン」システム。

・開発中の模様↓(どんな感じで搭載するのか、一目瞭然)
 http://motor.geocities.jp/hrpg_net/train-on.htm


 で、今回発表のカートレイン構想も、上記「トレイン・オン・トレイン」システムの派生型として考えられているようです。
 (貨物列車を乗せられるなら、クルマを乗せることなんてはるかに簡単です)

 同様のシステムは、列車の車体サイズが大きい(断面積が大きい)欧米では広く利用されていますが、日本は大部分の路線が狭軌で、車体のサイズが限られていること(クルマを乗せにくい)などの理由で、普及しませんでした。
 (一番の原因は縦割り行政なのかも……)

 実現すれば、『水曜どうでしょう』の面々も利用したことがあるドーバー大橋ユーロトンネルのカートレインのように、トンネルの対岸へとクルマごと移動できることになります。
 また、自家用車に限らず、トラックやバスなども運べる可能性があります。


 本当は在来線でも復活させてほしい仕組みなんですが、どうなりますか。
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by nakadashi_tomo | 2007-06-26 19:00 | 鉄道 | Trackback | Comments(0)
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