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「なかだし 共の会」近況

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ふるさと銀河線について

 存続運動もむなしく、残念ながら廃止となってしまう「ふるさと銀河線」。
 廃止やむなし、という判断に至るまでには、もちろん紆余曲折がありました。

c0001319_1442277.jpg 札幌から網走に向かうルートは、旧・国鉄 池北(ちほく)線→現在の「ふるさと銀河線」ルートか、国鉄→JR石北(せきほく)線ルートの2つあります。
 元々は地形が平坦な池北線こそが「本線」だったのですが、石北線の開通後は本線の立場を奪われてしまい、特急などの優等列車も石北線経由となって、単なる長大赤字ローカル線に転落してました。

 もっとも、もしふるさと銀河線がメインルートとなり、特急やコンテナ列車が走っていたと仮定すると、今度は石北線が赤字路線に……なんてことにもなりかねませんが……。

 国鉄の赤字路線が廃止に追い込まれた際、幸いにも第3セクター鉄道として生き残ったものの、札幌へ直通する優等列車が通らないというのは、やはり致命的でした。
 これがもし、1往復でも2往復でもふるさと銀河線経由となっていれば、運賃収入である程度は潤って……という展開になっていたかも知れません。
 実際、軌道強化して高速化を行うとか、JRで余剰となったキハ183系特急型ディーゼルカーを購入して特急を走らせるとか……さまざまな動きはあるにはあったのですが、結局実現には至りませんでした。
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by nakadashi_tomo | 2006-04-07 01:46 | 鉄道 | Trackback | Comments(0)

ふるさと銀河線、“終着”まであと2週間

 北海道に唯一存在する第三セクター鉄道「北海道ちほく高原鉄道」、愛称「ふるさと銀河線」。
c0001319_1355387.jpg 北は北見(網走)~南は池田(帯広)を結ぶ長大路線ですが、残念ながら間もなく廃線となってしまいます。

 廃線は4月20日。
 もう、残り2週間を切ってしまいました。

 2003年9月に全線完乗して、また乗りに来たいなあ……と思いつつ、残念ながらその夢は果たせそうにありません。

 このときは、新婚旅行の行程に無理矢理……いや、必然的に盛り込んでの完乗でした。
c0001319_141361.jpg 北海道を東から西へ駆け抜けるスケジュールを組んで、知床観光を終えて網走に戻り、北見からふるさと銀河線で池田→帯広に抜けて、帯広で宿泊……という行程でした。
 北見からふるさと銀河線に乗車したのはお昼頃で、途中ヨメさんが仕事でお世話になった訓子府(くんねっぷ)で一時下車。
 当時お世話になった訓子府のお役所関係者の皆さんにもご挨拶してきました。

 ふるさと銀河線の沿線は、まるでドイツかどこかの田舎のような平坦でなだらかな田園地帯が広がっていて、日本国内とは思えないダイナミックな景色に驚きました。
 あの風景が見られなくなると思うと、なんとも残念です。
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by nakadashi_tomo | 2006-04-07 01:41 | 鉄道

キハ55系

 トミックスのNゲージ新商品、キハ55系が発売されました。

c0001319_1251759.jpg  私も遅ればせながら通販で購入。
 HG仕様(ハイグレード仕様/ハードゲイ仕様じゃないですよ)だけあって、さすがに出来は申し分ないです。
 ……しかし、いくらなんでも高価!!
 同業他社のKATOが、さほど高価でない価格帯で、結構高い精度の製品を出しているので、どうしても比較してしまいます。
 KATOがキハ55系を出す予定だったら、トミックス製は購入しなかったかも……。
 KATOはトミックスに比べると新商品投入タイミングが遅めで、発売する新製品の種類も少ないのですが、価格と完成度のバランスが良く、個人的にはもっとも好感を持っているNゲージメーカーです。
 往年のキハ25系はともかく、近年発売されたキハ52は価格とグレードのバランスが良く、この路線でキハ55系も……と期待していたのですが、今のところアナウンスはないようです。

c0001319_12511752.jpg さてキハ55系は、かつて国鉄と東武が日光への速達性を競ってデッドヒートを繰り広げていた頃、国鉄が投入した期待のディーゼルカーでした。
 180馬力のディーゼルエンジンを1基搭載する「キハ26」、2基搭載の「キハ55」をベースに、グリーン車「キロ25」、半室グリーン席&半室普通席の「キロハ25」、郵便車「キユニ25」といったバリエーションが存在。
 準急「日光」としてデビューしましたが、東武がさらなる新型(デラックスロマンスカー)を投入したこと、日光線の電化工事が完了したことから、新型・157系電車を「日光」用に投入することになり、キハ55系のデビュー戦は終わりました。

c0001319_12512846.jpg その後は、各地の非電化路線での活躍することになりますが、ほどなく急行型ディーセルカーの決定版・キハ58系が登場。
 幅広車体のキハ58系は好評で、大量生産が行われた為、キハ55系は過渡期的な形式となり、増備は打ち切られてしまいます。
 晩年はローカル線での普通列車にも充当されていました。


 キハ55としての実車は見たことがないんですが、地元の関東鉄道常総線にはかつて南海電鉄が国鉄乗り入れ用に使っていたキハ55で、通勤車両改造を受けたキハ755が走っていました。
 当時ははるばる南海からやってきたことや、元はキハ55と同型だったことなどは知らず、「片開きのトビラと両開きのトビラが混在してるなんて、変わった車両だなー」程度にしか思っていなかったのですが、今思えばその出自も、改造された内容も、相当興味深い車両だったわけです。
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by nakadashi_tomo | 2006-04-04 13:02 | 鉄道